中古の家を購入したが・・
平成7年 築年数28年の中古を購入した。
無知だったため、学校が近い、駅が近い、スーパーが近いなど目先の快適さを求めての住宅購入でした。
翌年秋に台風時期が来ました。ご近所さんが「気を付けてね膝上まで水が来るからね!」とご忠告もらいました。
えっ?? ウソでしょう??
初めての水害被害
対策なんかもできていなくて、
まずは床下収納が浮いてきた。
次はトイレの水がポコポコしてきた。(これはまずい) 汚物が上がってきたら困る。
雑巾を便器に詰める
水回りからの逆流を防ぐ
お風呂の湯舟はお水を満タンにしておく。震災の後は水道が止まったりいろいろ不都合があります。
風呂のお水でトイレを流したりできるので、ここは必ずしておくといいでしょう。
ついに・・・。
床上浸水
みるみる水が上がってきた。まずは玄関ホール。
玄関からの侵入を防ぐ
下駄箱の中の靴を2階に運ぶ。
1階の床下収納、台所の下収納を移動する。
玄関ドアに土嚢(これは2回目の被害からやりました😟)
洗濯機、冷蔵庫は上げられるわけないので、あきらめた。
水害の種類
水害には、「外水氾濫」と「内水氾濫」の2種類あります。
「外水氾濫」とは、大雨などの影響で河川の水量が増え堤防を超えたり、堤防を壊したりして氾濫するもので、別名「洪水氾濫」とも呼ばれます。
「内水氾濫」とは大雨が降った時に下水道や排水路、側溝などで雨水の処理をしきれず建物や土地、道路などに浸水する氾濫のことを指します。
我が家の場合は「内水氾濫」になります。
我が家の立地は用水路と川(のちに一級河川)に挟まれた場所
避難していた時困ったこととは
床上浸水になってしまったが、2階に避難することで何とか免れました。
トイレは1階だったので非常に不便でした。
食べ物、飲み物を用意していなかったので本当に困りました。
避難の時必要なものとは
家以外に避難する場合などは貴重品もまとめておくほうがいいですね、数日帰れないこともありますし、
携帯の受電器やモバイルバッテリー、震災になると携帯の電波も悪いことも多いと思います。
なかなかできませんが家族で話し合いをしておくといいですね・・。
車の移動は早めに
これは早急に移動することをお勧めします。
マンションなどの立体駐車場などは心配ありませんが、高台少し高い場所へ移動しなければなりません。
外車は部品の取り寄せなどにも時間がかかる。国産車もまず、エンジンに水がつかると部品の交換をしなければいけないため時間とお金がかかるようです、ディーラーも水がついたエンジンは、ほぼ受け付けてくれないようです。
我が家も水害の被害、4回目にしてエンジンまで水は免れましたがガレージの大掃除になりました。😅
水害マップは必須と対策
台風が過ぎ去った後は大抵、晴天です。掃除と消毒をするわけですが・・・悲しくなります。
地盤の低い場所を購入してから知った場合は、避難する場所など調べておく必要があります。
まとめ
今年(2023年)は台風の発生件数は9月11日時点で「13件」、2022年は25件。
土石流や大きな河の反乱は泥も含まれていて、我が家のレベルをはるかに超える。
人が亡くなることのない、対策も自然には勝てないこともありますが命を最優先とした行動を求められます。
近隣に川が無くても「内水氾濫」ということもあるので、余裕のある時に調べておくのもいいでしょうね。
少なからず、水、食料、避難場所、家族の連絡ツールなど今できることをしていきましょう。
追伸:我が家も4回目の水害被害に凝りまして、住み慣れた場所を離れました。
体験したものでしかわからない苦労や、苦痛。
安心して住める 日本であってほしいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。